12日、国会議員会館でパク・ャjョン自由先進党議員の主催で開かれた『北朝鮮政治犯収容所−私はこの様にやられた」が主題のセミナーで、「6者会談で北朝鮮人権問題の提起も考慮しなければならない」との主張が提起された。
ホン・ソンsル延世大法学専門大学院教授は「情勢不安と韓国、北朝鮮の統合の可能性が提起されている現段階で、人権侵害の法律的処理に対するガイドラインを用意しなければならない」と主張した。
これに対して討論に参加したカン・チョラン(政治犯収容所出身の脱北者)北韓戦略センター代表は、「北朝鮮の人権問題が深刻化した原因には大韓民国の誤りもある。10年に渡る金大中、盧武鉉政権は金正日政権の生存に大きな助けになった思われる」とし太陽政策の弊害を指摘した。
カン代表は特に「国際社会の圧力にもかかわらず政治犯収容所を閉鎖するどころかさらに拡大している。体制末期に至り内部抵抗が激しさを増し、反体制者の脱北が続出している」と話した。
「政治犯収容所の収監者は持続的に増加しており、収容所内の人権弾圧も以前より深刻化している」とカン代表は伝えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面この日、討論会に参加した北脱出者らは政治犯収容所の残酷な人権蹂躙現場を告発した。
キム・テジン(燿徳収容所出身の脱北者)北朝鮮民主化運動本部代表は「この地球上に地獄があるならば、そこは北の政治犯収容所だ。罪無き罪で政治犯という烙印を押され、一生を強制労働に苦しめられる政治犯収容所に一度入ってしまうと二度と出ることはできない」と証言した。
キム・ヨンスン(燿徳収容所出身北脱出者)北朝鮮民主化委員会女性会長も「1970年代から北の言う政治犯は人間でない。罪名すら知らずに収容されている人が大半で、罪名を知っているとしたところで外国では罪にならないものばかり」と主張した。