昨年9月の竣工式で物議をかもした平壌科学技術大学(総長キム・ジンギョン)内『金日成の永世塔』の写真が確認された。
デイリーNKが7日、消息筋を通じ入手した写真によると、高さ20m余りのこの永生塔は下の部分に金日成花が彫刻されており、塔中央部には縦で『偉大な首領金日成同志は永遠に私達と共にいらっしゃる』との文字が彫刻されている。
永生塔は1994年の金日成死亡以後、金正日の指示によって北朝鮮全国に建てた金日成偶像化の造形物だ。平壌を初めとする大都市だけでなく洞,里単位まで立てられており、地域ごとに大きさに違いはあるが共通しているのは『偉大な首領〜』という文字が彫刻されている点だ。
北の住民たちは毎年、金日成死亡日(7月8日)や金日成の誕生日(4月15日)に永生塔を訪れ献花するように強要されている。
平壌科学技術大内に永生塔が立てられた事実は既に、昨年の同校竣工式を訪れた内・外国人々を通じて伝えられていた。平壌科学技術大には永生塔だけでなく『主体思想研究センター』も入っている。