米国務省は7日(現地時間)、北朝鮮が不法入国の疑いで拘束している米国人アイジャロン・マーリ・ゴメス氏に8年の労働教化刑と7千万ウォンの罰金刑を言い下したことに対して、直ちに解放すべきだと強調した。
米国務省のグローリ広報担当次官補は定例記者会見で、「米国は長い間北朝鮮の法的手続きについて懸念を表明してきた。ゴメス氏は明確ではない疑いで刑を宣告された」と主張した。
北朝鮮は前日に朝鮮中央通信を通し、不法入国の疑いで拘束されていた米国人のゴメス氏が8年の労働教化刑と7千万ウォンの罰金刑を言い下されたと報じた。
グローリ次官補は「米国は北の法制度が透明性と正当な法的手続きが欠けている点を長い間懸念してきた。現時点で我々が望んむことは、米国市民が人道主義に基づいて解放されることだ」と強調した。
北朝鮮が米国政府側にゴメス氏の解放の条件を提案したかの質問に、「米国市民の安全と保護に対する我々の信念は絶対的だ。今回の問題と無関係の問題と関係性を作るべきではない」と強調し、ゴメス氏の問題は米朝のほかの事案とは次元の違う問題だという立場を明確に示した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面続いて「ゴメス氏の裁判には駐北スウェーデン大使館関係者が出席したため、今回裁判が判明した。米国は 駐北スウェーデン大使館を通じてゴメス氏の行方を把握していた。最後に確認された時期は3月17日だった」と話した