市場や列車の中で出会った初対面の人間と話す際には尊称を付けるが、知人同士で話す際には『てっぺんの人』と呼ぶ」と述べている。
この情報筋によると、「てっぺんの人」とは従来から、機関責任者のような高級幹部を意味する言葉として当たり前に使われているという。そのため正恩氏をこう呼んでも、当局に見とがめられ処罰される心配がないということだ。
ちなみに、北朝鮮の最高指導者の尊称には、「将軍様」「元帥様」といった地位を表す言葉のほかに、名前の前に付く「親愛なる」「敬愛する」「偉大なる」といった言葉も含まれる。
前出の情報筋は、続けてこう語っている。