北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、韓国MBC放送の報道を引用する形で「国連拷問反対委員会が南朝鮮と日本がつくり上げた日本軍性奴隷被害者『合意』を排撃した」と伝えた。
国連の拷問禁止委員会は10人の専門家でつくる委員会だ。日韓をはじめ150か国以上が締結している拷問禁止条約に基づき、条約を締結している国の人権状況を審査する。
同委員会は12日、2015年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意について、「歓迎する」と評価した。一方で、被害者への救済措置や賠償などが十分ではない懸念があるとしながら、韓国政府に対して「韓日合意を見直すべきだ」と勧告した。
朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。