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「脱北者として韓国で暮らしていると、偏見と差別の壁にぶち当たることが時々あるが、それらの解消を望む。脱北者を包容する温かい社会になってほしい。生まれ育った環境が異なるため、韓国に溶け込むのは楽ではない。一方的な支援ではなく、自立する力を育ててくれるシステムが必要だ」

投票を何度も経験した脱北者は、候補者を見る目も厳しくなっている。

2009年から忠清南道に住むチャン・ユビンさんは、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に、候補者が当選後に公約を疎かにしていると指摘し、聞こえのいい公約に騙されず、慎重に判断したと語った。