この状況を克服するためには、韓国が総力を挙げて、北朝鮮の民主化に取り組むしかない。途方もない時間と労力がかかるだろうが、道はそれしかないのだ。

だが、韓国国民の多くは、有名大学を卒業した若者までが就職に苦労する閉塞感の中で、北朝鮮になど関心すら持てないのが現状である。そして、この問題の解決に手間取っている間に、北朝鮮の安保リスクはいっそう膨張して、次元の異なる閉塞感となって韓国社会に覆いかぶさる。

たとえ誰がなるにせよ、韓国の大統領の前には、不可能なまでに困難な課題が山積しているのだ。