北朝鮮当局は、外国人に対するイメージ戦略の一環として、平壌国際空港の周辺の古い住宅を取り壊して新しい建物を建てているもようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
北朝鮮当局は昨年の秋以降、空港周辺で100棟以上の古い住宅を取り壊し、少なくとも7ヶ所でマンションを建設している。米ジョンズホプキンス大学のカーティス・メルビン研究員は、北朝鮮を訪れる外国人に現代化した平壌を見せることに目的があると分析している。
どうやら、外国人観光客が旅客機の窓から見下ろしたり、到着後に車で移動する際に見たりする風景が、現代的でなければならないと考えているようだ。