HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 北朝鮮収容所「兄弟は衆目の中で斬首された」…元女性警備兵が証言 2017年05月06日 | 全巨里教化所 なぜなら、週2回の思想教育により、収監者は凶悪犯罪を犯した連中であり、同情の余地などまったくないと信じ込まされていたからだという。 日常的に残虐行為を見ていたイムさんだが、ある兄弟の悲惨な最期を目の当たりにして、激しいショックを受けた。2人の兄弟は、拘禁施設の鉄条網を越えて逃亡した。2人の家族7人が処刑され、同じ区域にいた多くの収監者が連帯責任を取らされ、激しい暴力を受けた。 数週間後、2人は帰ってきた。脱北し中国に逃げたのだが、逮捕され強制送還されてきたという。 345