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北朝鮮の秘密警察である国家保衛省の報道官(スポークスマン)は5日、「CIAとかいらい国家情報院がわれわれの最高の首脳部を相手に生物・化学物質による国家テロを強行する目的の下で暗々裏にち密に準備してわが内部に浸透させた極悪非道なテロ犯罪一党が摘発された」と主張する声明を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

声明は、「CIAと共謀、結託したかいらい国家情報院の殺人悪魔らは2014年6月、当時、ロシア駐在ハバロフスク辺境林業支部労働者であったわが共和国公民のキム某を思想的に変質、堕落させて買収した後、われわれの最高の首脳部に対する反感と復しゅうの念がいっぱいのテロ犯に変身させた」と指摘。

つづけて、「醜悪な人間のくずキム某が帰国すれば錦繍山太陽宮殿の行事と閲兵式および市民パレードの際、われわれの最高の首脳部を狙った爆弾テロを強行することに関する謀議をこらした」と主張した。

さらに、「最高の首脳部の近くに接近しなくても放射性物質やナノ形の毒物のような生物・化学物質を利用した暗殺方法が最高の方法であり、6カ月、あるいは1年後には致命的結果が表れるということ、たった一件の正確な情報だけを手にしてもCIAと協力して生物・化学物質を添加することができるということ、テロ用の生物・化学物質の組成成分についてはCIAだけが知っており、生産も彼らだけができるということ、首脳部テロに必要な装備と物資、資金は『国家情報院』が全的に保障するということ、などの具体的な指令を与え、2度にわたって2万ドルの資金と衛星送受信機器を手渡し、それに熟達させた」と述べた。

そのうえで、朝鮮民主主義人民共和国国家保衛省として、次のような声明を発表した。

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1.われわれの最高の尊厳を狙ったCIAとかいらい国家情報院のテロ狂信者らを最後の一人まで探し出して無慈悲に処断するであろう。

2.この時刻からこの世で最も卑劣で残虐な特大型テロ集団である米帝とかいらい一味の情報謀略機構を掃討するための朝鮮式の正義の対テロ打撃戦が開始されるであろう。

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3.正義と平和を重んじる世界のすべての国と人民はテロの王国、陰謀の巣窟である米国と南朝鮮かいらい逆賊一味の特大型テロ犯罪にピリオドを打つための聖なる闘争に果敢に立ち上がるべきである。

さらに、「米国とかいらい逆賊一味は、殺人悪魔の血まみれの自分の醜悪なざまをはっきり見て、天下非道な国家テロと反人倫犯罪行為についてわが共和国に謝罪し、犯罪者らを即時極刑に処すべきである」と強調した。