北朝鮮の北部には、野生化した大麻が多く生えており、農民が刈り取って中国に輸出していると伝えられているが、あくまでも自主的にやっているものだった。
両江道(リャンガンド)の情報筋によると、女盟中央委員会は3月初め、女盟員1人あたり10坪の畑で大麻を栽培するよう指示したという。女盟はその際、大麻栽培の目的を次のように説明したという。
「大麻の種は、脂肪分が大豆の2倍もあり、良質の食用油が採れる。搾りかすはタンパク質が豊富に含まれているため、家畜の飼料に最適だ。10坪分の大麻は油10キロと飼料10キロになり、食用油と肉の不足をいっぺんに解決できる」