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北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、核問題をめぐり中国を名指しで批判する金哲氏の論評を配信した。

論評は、「中国の党と政府の公式立場を代弁することで広く知られている『人民日報』と『環球時報』が最近、複数の論評で、われわれの核保有が自分らの国家的利益に対する脅威となるとけん伝し、朝中関係悪化の責任をわれわれに全的に転嫁し、米国の笛に踊らされる卑劣な行為についてくだらない弁解をした」と指摘した。

つづけて、「これはわが共和国の自主的で合法的な権利と尊厳、最高の利益に対する甚だしい侵害であり、友好の長い歴史と伝統を持つ善良な隣国に対する露骨な威嚇である」と糾弾した。

また、「70余年も反米対決戦の第1線で力に余る闘いを繰り広げ、米国の侵略的企図を挫折させて中国大陸の平和と安全の守護に寄与したのが果たして誰なのかについて率直に認め、われわれにありがたさのあいさつからするのが当然であろう」と主張した。

さらに、「それが誰であり、国家の存立と発展のためのわれわれの核保有路線を絶対に変化させることも、揺るがすこともできず、朝中友好がいくら貴重であるとしても、生命のような核と交換してまで物乞いするわれわれではないということをはっきり認識すべきである」と強調した。

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そのうえで、「中国は、これ以上無謀にわれわれの忍耐心の限界を試そうとしてはならず、現実を冷静に見て正しい戦略的選択をすべきである。中国は、朝中関係の柱を切り倒すこんにちの無謀な妄動がもたらす重大な結果について熟考する方がよかろう」と述べた。