両江道(リャンガンド)の別の情報筋は、「国境地域だけなのか、全国的なものかわからない」としつつ、道内では大卒者のうち、6親等までの親戚に脱北者がいないかを調査しているという。
当局は幹部登用の基準を急に強化した理由について、「家族や親戚に脱北者がいる者は、黒いカネを受け取って国家機密を売り渡すかもしれない」としているという。
幹部登用の道を閉ざされた人々は「ひもじい思いをしながら軍隊に行って、ワイロを送って労働党に入って、大学で苦労したのに、なぜ見捨てられなければならないのか」と怒りを露わにしている。