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北朝鮮の労働新聞は1日、メーデーに際して「反人民的な資本主義経済制度の構造的病弊は、勤労者の生存権を時々刻々脅かす要因である」としながら、資本主義制度を批判する署名入りの論説を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論説は、「(メーデーの起源となったシカゴ労働者の大規模デモ闘争から)百数十年の歳月が流れたが、世界的範囲で見る時、真の労働の権利と生存権を守り、自主的かつ創造的な生活を享受しようとする勤労大衆の念願はいまも実現されていない」と指摘。

その理由として、「資本主義の永遠性をけん伝して時代と歴史発展により狡猾(こうかつ)な手口で挑戦する帝国主義反動層のためである」と主張した。

そのうえで、「資本主義は、自体の構造的矛盾によって日を追って深刻になる政治的・経済的危機と反人民的搾取制度に反対する広範な勤労大衆の闘争によって滅亡のどん底に深く落ちている」としながら、「世界の数億万勤労大衆の生きる道は闘争にあり、資本主義の滅亡は不可避である」と強調した。