「今まで金正恩政権が、北朝鮮の法律に反して脱北した後に強制送還された人々を日常的に虐待したり、拷問と性的暴力から無防備な状態で放置したり、強制労働をさせたり、それ以上のひどい目に遭わせたりしてきたことを裏付ける生存者の証言は十分に蓄積されている」(ロバートソン氏)
(参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も)さらにロバートソン氏は、中国が、国連の難民条約と拷問等禁止条約の加盟国として、脱北者を拷問するおそれのある国に送り返してはならないという義務(ノン・ルフルマンの原則)を負っていることを指摘した。