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しかし、理事会は毎度われわれの提訴に顔を背け、何の国際法的根拠もなしにわれわれの自衛的措置を禁止する「決議」を採択して制裁を加えている。

国連事務局もやはり、国連安保理「制裁決議」の法律的根拠を解明するための国際的な法専門家のフォーラムを開催することに関するわれわれの正当かつ合理的な提案に黙々不答である。

特に重大なのは、国連安保理の拒否権を持つ常任理事国が核で他国を脅かし、核兵器を保有できなかった国にミサイル攻撃を強行しても、その「同盟国」がスパイ衛星を打ち上げ、ミサイルを撃っても、一度も安全保障理事会で問題視されていないことである。

現実は、国連安保理が正義によってではなく、拒否権を持つ諸常任理事国の利害関係によって「国際平和と安全問題」が決まる所であることを赤裸々に示している。