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しかし言うまでもなく、これは事実ではなかった。

どうやら米軍によるシリア攻撃を受けて語られた「事情通の見解」が、ぐるぐる回るうちに「関係者情報」に化け、さらに尾ひれ背びれが付いて、まことしやかに語られていたようだ。あるいは、米軍が8日に発表した「空母カール・ビンソン急派」の情報が事前に漏れ、誤って伝えられたのかもしれない。

だから、電話会談が行われるかどうかも、まだ100パーセント確実とは言い切れない。

しかしいま、北朝鮮と米国が近年にない緊張状態にあるのは確かだ。

(参考記事:米軍が北朝鮮近海に空母派遣…金正恩氏の運命は「5月」に決まるか