北朝鮮の内閣機関紙である民主朝鮮は18日、「米国のトランプ行政府が朝米間の懸案を軍事的力による方法で解決しようとしている」と非難する署名入りの論評を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。
論評は、「米国は南朝鮮のかいらい軍部好戦狂らと共に戦争の火薬のにおいを漂わせてわれわれの背中に刃物を差し込む合同軍事演習に奔走した」と指摘した。
また、「去る10日に南朝鮮の浦項沖合いでは米軍と南朝鮮かいらい軍の軍需支援訓練が歴代最大規模に行われ、13日からは大規模の火力訓練が行われた」と述べた。
そのうえで、「わが共和国に対する米国の無謀な侵略策動が重大な実践の段階に入ったこの場で、われわれはこれ以上、躊躇することも何かを考慮することもなくなった。われわれには火を好む者、われわれの自主権と尊厳、生存権を強奪しようとする者を一撃のもとに撃滅、掃討することのできる絶対兵器がある」と強調した。
さらに、「いったん、白頭山革命強兵の砲火が噴き出す場合、南朝鮮と太平洋地域に巣くっている米帝侵略軍基地はもちろん、その牙城である米本土までも決して無事でないということは言うまでもない」と主張した。