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そして、強心剤を飲まされ、精神安定剤の注射を打たれる。最高指導者を目の当たりにしてショックを受けて倒れるなどの突発状況を防止するための措置だという。また、一度議場に入れば、トイレに行くことは許されないので、水を飲む量を減らすなどの対策をしなければならない。

代議員は発表の内容より、金正日氏がいつ代議員証を掲げて(賛成を意味する)いつ下ろすかということに最も関心を寄せる。そして、議場に入る数時間前から代議員証を掲げて下ろす練習を繰り返す。

一方、黄海道(ファンヘド)の連合企業所の支配人で、12期最高人民会議(2009年〜2014年)の代議員となり、2011年に韓国にやって来た脱北者は、デイリーNKに最高人民会議の様子を次のように語った。