北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、韓国が「『THAAD』をあくまでも配備する場合、米国の軍事的制覇を絶対に許さないという周辺諸国の直接的な打撃の標的となるしかない」と警告する論評を配信した。

論評は、「先日、かいらい大統領権限代行の黄教安、国防部長官の韓民求、外交部長官の尹炳世は『THAAD』配置について、『北のミサイル脅威に対処するための措置』だの、『主権事項』だのと強弁を張って『韓米両国の合意通りに速やかに“THAAD”を配置するという基本立場には変わりがない』と言いふらした」と指摘。

つづけて、「『THAAD』配置は、南朝鮮人民の生存権と運命を米国の覇権戦略実現のいけにえに供する間抜けな反逆的妄動である。米国のアジア太平洋支配戦略実現の最前方基地、核前哨基地に転変した南朝鮮は『THAAD』によって周辺諸国の第1次的打撃対象、新たな戦争の発火点となり、その被害はそっくり南朝鮮人民が受けるしかなくなっている」と強調した。

さらに、「今、かいらいが米国に中国の報復措置を撤回するようにしてほしいと請託する一方、中国の報復に『対応措置』を取ると虚勢を張っていることこそ、上司にすがりついて死へ突っ走る愚かな醜態だと言わざるを得ない」と述べた。

そのうえで、「『南朝鮮は中国が“THAAD”問題を黙認するとの幻想を抱いてはいけない。銃口の前に頭を突きつけるなら、結局、血を流すのは南朝鮮人民だけであろう』などの警告が決して理由なきことではない」主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「THAAD」の被害者は南朝鮮人民だけ朝鮮中央通信社論評

【平壌4月11日発朝鮮中央通信】南朝鮮のかいらい一味が内外の強い反対、糾弾にもかかわらず、「THAAD」配置を強行し続けている。

先日、かいらい大統領権限代行の黄教安、国防部長官の韓民求、外交部長官の尹炳世は「THAAD」配置について、「北のミサイル脅威に対処するための措置」だの、「主権事項」だのと強弁を張って「韓米両国の合意通りに速やかに『THAAD』を配置するという基本立場には変わりがない」と言いふらした。

かいらい軍部ごろつきも数カ月内に配置を完了すると唱えながら星州地域人民の集団的な抵抗によって「THAAD」配置のための地質分析装備の陸路運送が困難になると、ヘリまで動員してそれをあくまでも星州ゴルフ場内に移送する妄動を振るった。

これは、「THAAD」配置を逆戻りさせられなくすることによって、次期「政権」に朴槿恵逆徒の対決政策と親米屈従のくびきをそのままかけようとする事大主義的売国奴らの極悪な反民族的犯罪行為である。

「THAAD」配置は、南朝鮮人民の生存権と運命を米国の覇権戦略実現のいけにえに供する間抜けな反逆的妄動である。

米国のアジア太平洋支配戦略実現の最前方基地、核前哨基地に転変した南朝鮮は「THAAD」によって周辺諸国の第1次的打撃対象、新たな戦争の発火点となり、その被害はそっくり南朝鮮人民が受けるしかなくなっている。

こんにち、世界の多くの国が自主権と民族の利益を固守するための熾烈な競争を行っている時に、かいらい一味はむしろ外部勢力に自分の領土をはばかることなく明け渡して戦争屋の役を演じている。

今、かいらいが米国に中国の報復措置を撤回するようにしてほしいと請託する一方、中国の報復に「対応措置」を取ると虚勢を張っていることこそ、上司にすがりついて死へ突っ走る愚かな醜態だと言わざるを得ない。

もし、南朝鮮が「THAAD」をあくまでも配備する場合、米国の軍事的制覇を絶対に許さないという周辺諸国の直接的な打撃の標的となるしかない。

実際に、かいらいは「THAAD」配置によって日増しに強化される周辺諸国の政治的・経済的報復措置とそれによる少なからぬ被害を受けている状態である。

それを立証する周辺諸国の意味深長な物理的対応警告が重ねて表明されている。

「南朝鮮は中国が『THAAD』問題を黙認するとの幻想を抱いてはいけない。銃口の前に頭を突きつけるなら、結局、血を流すのは南朝鮮人民だけであろう」などの警告が決して理由なきことではない。

また、「THAAD」の配置と運営にかかるおびただしい資金はかいらいが負担することになっている。

かいらいは巨額の人民血税を供しなければならず、これがそうでなくても破局に瀕した南朝鮮の経済と民生をさらに塗炭に陥れるようになるということは火を見るより明らかである。

民族の災難の種である保守勢力は朴槿恵逆徒と共に容赦のない鉄槌を受けるべき一掃の対象である。

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