中国の各銀行は今年3月から北朝鮮国籍者の口座開設を認めなくなり、送金は人の手で行わざるを得なくなったため、中朝間の貿易代金の決済に支障が生じている。北朝鮮の貿易関係者は、トラックドライバーに依頼し、現金を運転席の下に隠して中国の取引先のところまで運んでもらっていた。

中国税関の係官は、トラックが到着すると、内部を隅から隅まで検査し、多額の現金を発見すれば有無を言わさず押収する。5000ドル(約55万円)相当以上の外貨、または2万元(約32万円)以上の人民元の持ち込みは申告が必要であり、この規定を厳格に執行している形だ。このせいで、中国業者が北朝鮮から貿易代金を受け取れない事態が多発している。

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