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朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部の報道官(スポークスマン)は10日、朝鮮中央通信の記者の質問に答える形で、「われわれに対する手先らの挑発的妄動に対している米国の二重的かつ二面主義的な行為に対しては一言言わざるを得ない」と述べた。同日、朝鮮中央通信が報じた。

聯合ニュースによると、韓国軍は、北朝鮮全域を射程圏内に収める射程800キロの弾道ミサイルの発射実験に成功したことが6日に明らかになっている。

報道官は、「かいらいが『北の全域を打撃できる』だの、『今年中に射程800キロの弾道ミサイル“玄武”を実戦配置する』だの、何のとして挑発的妄言をむやみに吐いているが、予見した通り米国はそれについて知らん顔をして一言半句もしていない」と指摘。

つづけて、「わが軍隊の通常のロケット発射訓練に対する対応とはあまりにも相異なる対照を成す鉄面皮な行動である」と強調した。

また、「上司の不公正な二重基準と黒白を転倒する二面的な行為に力を得た南朝鮮のかいらい好戦狂と日本の反動層は今、天も恐れず無分別にのさばっている」としながら、「南朝鮮のかいらい好戦狂と日本の反動層も、愚かにのさばってはいけない。米国の白昼強盗さながらの二重基準はいささかも許されない」と主張した。