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国家保衛省(秘密警察)での勤務経験があり、2014年に脱北、韓国の国策研究院に勤めるキム・ヨンソク(仮名)さんは次のように語っている。

「北朝鮮の国家電波管理監督局(保衛省27局)は、2002年からドイツ製の妨害電波設備を取り入れ、ラジオ放送がキャッチされればすぐに妨害電波を出す。そのため、対北朝鮮放送を成功させるには、短波ではなくAM放送でなければならない」

デメリットがわかっているにもかかわらず、短波放送を使う放送局が多いのは、コスト面の都合によるものだ。AM放送を効果的に送信するには高い出力が必要となるが、その分コストがかさむ。