人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

聞いた局としては、韓国の公共放送KBSの韓民族放送、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)とボイス・オブ・アメリカ(VOA)、キリスト教系の極東放送(FEBC)、国家情報院系の希望のこだま放送、国防省系の自由の声が挙げられた。一方で、国民統一放送、開かれた北韓放送、自由北韓放送など、韓国のNGOが運営している対北朝鮮放送を挙げた人は1人もいなかった。

聞かなかった理由としては、「ラジオチューナーがない」「音質が悪い」「当局の取り締まりが厳しい」というものもあったが、最も多かったのは「CDやUSBに保存されて北朝鮮に持ち込まれる韓国からの情報に接する機会の方が多い」というものだった。

対北朝鮮放送は、北朝鮮の人々に情報を与え、意識を変化させることに重点が置かれているため、報道番組や、堅苦しいお説教のような内容が多い。また、流される音楽も、流行のK-POPより、一昔前の音楽が多い。