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生徒は、取り調べ後に送検されるまでの予審の過程で、労働教化刑1年に相応するとされたが、裁判では6ヶ月に減刑された。義兄が「量刑を軽くしてやってほしい」と保衛局の幹部に頼み込んだためだ。また、今年1月には重大な病気があるかのように虚偽の診断書を発行させた。そのおかげで、生徒は2ヶ月間入院し、楽をした上で釈放された。教化所に収監されていたのはわずか4ヶ月だった。

3月中旬に行われた高等中学校の卒業式に、この生徒は何食わぬ顔で出席し、地域住民を憤慨させた。権力を傘にきてカネをむしり取るときには「法と原則」などと云々していた保衛員(義兄)が、自分の義理の弟のことでは法を無視していると情報筋は語った。