しかし、キリスト教の教会に通うようになってからは、希望を持てるようになり、人生が変わったと感じたという。さらに、教会のアドバイスで養蜂事業をはじめた。しょっちゅうハチに刺されるなど苦労の連続だが、夫婦が作るまじり気のない蜂蜜は、いつしか消費者の好評を得るようになった。今では安定した収入を得ているという。
中国人の夫は当初、キムさんが教会に通うことについて、「韓国に逃げてしまうのではないか」と心配し、反対していた。しかし、教会関係者が養蜂事業の手助けをし、さらに事業も軌道に乗ったことから今では2人で教会に通っているという。
ただし、国民日報の記事は中国国内における彼女の法的地位については一切触れていない。キムさんはいまだに不法滞在である可能性が高い。