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両江道(リャンガンド)の情報筋によると、金正淑(キムジョンスク)郡駐屯の国境警備隊25旅団5大隊でも、GPSが試験的に導入された。

しかし、この地域は北朝鮮側でも中国側でもかなりの奥地で、脱北や密輸がさほど行われていないことから、情報筋は「なぜ導入されたのかわからない」と首を傾げている。一方で、隊員が中国に忍び込み、強盗などの犯罪を犯したり、サボって掩体壕で居眠りをしたりすることを防ぐためではないかと推測している。

導入されたGPSは、丸い石鹸のような形で、小さなLCDの画面が付いており、電源スイッチ以外のボタンはなく、北朝鮮製のものと思われる。