地元の情報筋によると、事故が起きたのは先月16日のことだ。三池淵郡の中興(チュンフン)労働者区で、丸太を積んでいたトラックがアイスバーンで横転し、丸太の下敷きになった突撃隊員(建設労働者)7人と突撃隊幹部、ドライバーの計9人が死亡した。
先月2日にも、胞胎(ポテ)労働者区で同様の事故が発生し、突撃隊員20数人が死亡している。また先月19日には、掘削作業中だった突撃隊員7人が土砂崩れで死亡しているほか、1~2人の死亡事故は日常茶飯事だという。
情報筋は「白頭山観光鉄道が完成間近だから、完成してからそれで資材を運べばいいのに、上から『早く工事を進めろ』と言われ、無理にトラックで運ぼうとしたことが事故の原因」と説明した。