核兵器と弾道ミサイルの開発をめぐり国際社会による経済制裁が強化される中、新規路線開設を歓迎する声はあまり聞かれないようだ。また、国連安保理で採択された対北朝鮮制裁決議2270号に抵触する可能性もあると懸念を示す人もいる。
情報筋は、「国際社会が北朝鮮を懲らしめるべきだと立ち上がっているのに、中国が融和的な態度を取り続けるのか疑問だ。どうせ北朝鮮は中国の味方にはならない」と述べる。
また、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では「列車でわずか数時間で行けるのに、こんな路線を開設して儲かるのか」という声も上がっているが、そもそも反応自体が非常に少ない。また、「この2年で成都、杭州、ソウル路線を相次いで開設したが、ぜんぶ廃止された」として、平壌路線の将来は明るくないだろうと見ている人もいる。