人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

韓国当局を懸念させているのは、北朝鮮がいまなお、彼女らは「韓国により拉致された」と主張していることだろう。北朝鮮はいま、韓国国内のエージェントやシンパを通じて、彼女たちとの接触を試みている可能性が高い。

接触し、あの手この手で説得あるいは脅迫し、平壌に連れ戻すことができれば大成果だ。連れ戻した女性をテレビに出演させ、「私は拉致された」と証言させることができれば、韓国のシンパによる当局批判を引き出すことができる。

順応に失敗の例も

このような北朝鮮側の試みを退けるうえで最も大事なのは、彼女らの新しい人生が実り多いものになることだ。生活が安定すれば、北朝鮮側からの誘いに乗ってしまう恐れも小さくなる。