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金剛山は軍事境界線のすぐ北側に位置する朝鮮の名山で、太陽政策(対北朝鮮融和策)を取っていた金大中時代の1998年からは韓国から直接北朝鮮に入国して観光ができるようになった。

しかし、2008年に観光客の女性が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士に射殺される事件が起きたことにより中断。北朝鮮は、韓国が建設したホテルなどの施設を凍結した。

北朝鮮は、この地域を観光特区に指定し、独自で観光客の誘致に乗り出したが、うまくいっていないようだ。韓国から直接金剛山を訪れた人は年間最高34万5000人(2007年)だ。仮に、それだけの観光客の誘致に成功したとしても、すべてをハンドルできる能力は北朝鮮にないだろう。