来月7日にベルギーのブリュッセルで開かれる欧州議会で、4年ぶりに北朝鮮の人権聴聞会が開かれる予定。
ラジオ・フリー・アジア(RFA)は北朝鮮人権聴聞会が、欧州議会傘下の人権小委員会(European Parliament Human Right Sub-committee)の主催で、4月の欧州議会で開かれると2日(現地時間)に伝えた。
人権小委員会のエバ・ヘイキラー(Eeva Heikkila)議長室秘書官は、この度開かれる北朝鮮人権聴聞会で、政治犯収容所での人権蹂躙の問題を重点的に扱うことを明らかにした。
放送ではこの他に、ウィティット・ムンタボーン(Vitit Muntarbhorn)国連北朝鮮人権特別報告官と共に、北朝鮮内の政治犯収容所の実情を明らかにした報告書を提出した実績のある、デビッド・ホーク前国際アムネスティアメリカ支部長、北朝鮮人権専門家、国際非政府機関の関係者なども聴聞会に参加する予定であると伝えた。
ヘイキラー秘書官は、「今回の聴聞会の目的は、北朝鮮の深刻な人権問題をEU会員国へ広めることで、今後、EUが北朝鮮の人権問題の改善に向けて具体的な対応策を講じるであろう」と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面続いて秘書官は、「今回の聴聞会はマスコミや一般の人も参加できる公開行事として行われて、当日はインターネットで全世界に中継される」と付け加えた。
欧州議会で開かれる北朝鮮の人権と関連した聴聞会は、2006年に議会傘下の朝鮮半島委員会の主催で初めて開かれて以来、2度目になる。