北朝鮮の新義州で米の価格が上昇し、２日に800ウォン代を突破し、３日午後には1000ウォンまで上がった。先月末には400ウォン代だったのが、４日で２倍以上に跳ね上がった。

昨年11月30日の貨幣改革の直後、25ウォンだったのと比べると40倍に跳ね上がった格好だ。北朝鮮当局が2月４日に告示した価格は、米1ｋｇが240ウォンだった。

為替も高騰し、先月末に1ドル1200ウォン代であったが、3日現在2000ウォンを超え、21〜2500ウォンまでで取引されている。

新義州の消息筋は、この様な米の価格の上昇は、北朝鮮の貨幣の価値が落ちたことに起因していると話している。

他の情報筋は、「米の価格が貨幣交換の以前の水準である、2500ウォンまで上がるだろうという噂が流れている」と伝えた。