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北朝鮮軍の下士官1名が2日午後、東部戦線を越えて韓国へ亡命した。

韓国合同参謀本部は3日、「前日の午後6時30分頃、東部戦線を通じて北朝鮮軍兵士1名が亡命し、現在国家情報院などの関係機関で取り調べを受けている」と明らかにした。

北朝鮮の下士官と報じられたこの兵士は、2日午後、徒歩にて江原道東部戦線の軍事境界線(MDL)を超え、韓国の警備隊に亡命の意思を伝えたという。

韓国政府関係者は、「該当部隊は、同下士官が軍事境界線を越える際に、正常な作戦措置を講じた」とし、「現在国家情報院、軍当局、韓国機務司令部、警察などで構成された合同取調べチームが正確な亡命ルートや理由等について取り調べを行っている」と話した。

同兵士は、金剛山観光のために開設された南北を繋ぐ東海線陸路を通じて、軍事境界線を越えたと伝えられている。この地域は有刺鉄線で覆われた他の軍事境界線とは違い、韓国側関係者の車両用の通行路が完備されている。ここから北朝鮮の住民や兵士が亡命したのは始めての事だ。

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過去には、2002年に北朝鮮軍兵士1名がトラサン駅近くから亡命し、2008年4月には将校1名が板門店付近、同年10月にも兵士1名が江原道鉄原郡から亡命している。