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李明博大統領が1日に、3・1節記念の辞に盛り込まれた対北メッセージで、「グランドバーゲン」を強調した。

李大統領はこの日午前、チョナンの独立記念館で開かれた、第91周年3・1節の記念式で、「北朝鮮は、韓国をたんなる経済協力の対象としてだけみなす考えを変えるべきだろう」と提言した。

さらに李大統領は、「真の和解と協力のためには、まず朝鮮半島の平和が維持されなければならず、民族自尊の意識を持って、南北間の多くの懸案を真摯な対話で解かなければならない」と述べ、「北朝鮮は今、行動で国際社会に真正性を見せなければならない」と強調した。

李大統領はこの日の記念の辞で、対北政策について「原則」と「真正性」を再び強調した。大統領は「今や、分断を乗り越えて統一の道をぱっと開かなければならない」と述べ、「私たちは2年余りの間、一貫した原則と真正性を持って、南北間の問題を解決してきた」と説明した。

また、「大韓民国には大きな希望が一層力強くほとばしっていると感じている」と述べ、「この夢と希望を、北側の同胞と共に分かち合うことを祈っている」と語った。

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さらに、「新型インフルエンザの治療薬を提供して、世界保健機関(WHO)やユニセフ(UNICEF)を通じて、幼児に必要な品物を支援するなど、各種の人道支援も続けてきており、私たちは世界のどの国よりも北朝鮮の住民の暮らしに関心を持ち、愛情を持っている」と付け足した。

一方、李大統領は記念の辞を通じて、「多様な考えは尊重するが、小さな差を越えて最終結果に承服することで、大きな調和を成さなければならない」と言い、国民の統合を強調した。

李大統領は「国民の民生の向上のために、消耗的な理念の論争を止揚して、互いを認定、尊重して生産的な実践方法を探る中道実用主義の精神でもある」と述べ、「古い理念の枠組みに閉じこもっていては、一歩も前に進むことができないし、対立と葛藤で国民が分裂していては、先進化の道を行くことができない」と付け足した。