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政府の高位当局者が27日、北朝鮮の核に関する6カ国協議再開の時期と関連し、「最近の状況を見たら、早いうちに6カ国協議が再開する可能性がある」と述べ、「時期を見たら3月か4月頃に話ができそうだ」と語った。

アメリカを訪問しているこの当局者はこの日、ワシントン駐在の韓国特派員たちと会い、「最近北朝鮮も、6カ国協議に戻って来る前提でさまざまな話をしており、アメリカもそのような分析をしていて、中国にも6カ国協議を早期に開催するという意志がある」と話した。

この当局者は、追加の米朝対話と関連して、「アメリカや韓国、中国は全て、北朝鮮が6カ国協議に出てくるために、北朝鮮の論理や体面をどの程度考慮するべきかと考えていて、特に中国がそのように考えている」と言い、「アメリカや韓国は、北朝鮮がアメリカと追加で接触することを願うのであれば、6カ国協議と確実に連携して、6カ国協議の一環として米朝接触をすることは受諾できるという立場」と話した。

また、「だがそのようなカテゴリー(範疇)ではなく、別個に両者接触を行うことはアメリカも願っておらず、私たちも反対していて、中国もある程度了解している」と述べ、「このため、米朝接触はそうした前題の下で行われれば可能だろうし、そのような方向で進展すると考えている」と話した。

この当局者は引き続き、「アメリカの立場としては、北朝鮮がいつ頃6カ国協議に応じるというはっきりとした保障があることを願っている」と述べ、「北朝鮮が話したとおり、米朝接触の結果にしたがって、自分たちで考えてするということはだめだろう」と強調した。

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さらに、「米朝追加接触が行われるのであれば、6カ国協議の再開を前提に行われるだろう」と言い、「アメリカも、北朝鮮がいつ頃6カ国協議に戻って来ると確実に保障することを、追加の米朝対話の明らかな条件にするという立場」と語った。

こうした言及は、米朝追加対話が実現した場合、1年以上空回りしてきた6カ国協議がじきに再開することを強く示唆したものと思われる。

この当局者はまた、「北朝鮮の金桂冠外務省次官が推進中の訪米を、追加の米朝対話と連結させて見ることができるのか」という質問に対して、「アメリカの学界が金桂冠次官に、今春ニューヨークを訪問してほしいと招請した」と述べ、「(追加の米朝接触が)金次官が学界の招請でニューヨークを訪問する時に行われるのか、別途に北京で行われるのかなどについてはまだ決まっていないため、それについてはさらに協議しなければならないだろう」と語った。

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追加の米朝対話開催に関する協議については、「韓米間で協議して、今後アメリカが日本やロシアとも協議をして、5者間で同じ立場を調整する手続きを経るだろう」と言い、「目的は北朝鮮を非核化プロセスに引き入れることで、6カ国協議の形式を続けて行くためにもそうだ」と話した。

この当局者は、北朝鮮が要求している、平和協定に関する議論を開始することができる「非核化の一定の進展」の具体的な基準については、「2008年12月の状態(最後の6カ国協議の時点)よりも進展した措置でなければならない」と規定した後、「だがそれは、韓国とアメリカが独断的に判断するよりは、5者間で合意が見られなければならないため、ある程度あいまいにしておく必要はある」と話した。

さらに、「ただし2008年12月の状態で、ただ戻って来るだけでは非核化の進展として見ることができないと言うのが、アメリカの確固とした立場」と伝えた。

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この当局者はまた、「平和協定の問題は9.19共同声明に、非核化の進展によって別途の適切なフォーラムで議論すると合意事項に規定されているため、北朝鮮が条件を付けて、6カ国協議に出る前に、平和協定に関する議論をしようというのは話にならない」と明らかにした。

北朝鮮が、6カ国協議に復帰する前提の1つと主張している制裁緩和についてこの当局者は、「この問題に対するアメリカの立場は確固としており、私たちも同様」と言い、「制裁はアメリカが単独で行ったものではなく、中国やロシアも一緒に参加していて、国連安保理決議で推進されて、決議文案に、制裁緩和は非核化の進展がなければならないと規定されているうえ、制裁を緩和するためには国連安保理で再度決議しなければならない」と語った。