人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

イ・ジョンソク元統一部長官が、「南北首脳会談で核問題について話し合うと思うが、李明博大統領は金正日国防委員長から核放棄の約束は得られないだろう」と話した。

イ元長官は24日、世宗ホテルで興士団統一本部主催で開かれた、『第3回南北首脳会談の推進方向』という主題の朝餐講演会に出席して、「北朝鮮はアメリカに対抗するために核を作り、核問題はアメリカと解決すべきと考えているため、北朝鮮の核問題では、大統領の役割は制限的」と主張した。

一方で、「オバマ大統領が北朝鮮の核問題についてどのような考えを持っているのか説明することで、金委員長が核を放棄できるきっかけを与えるべきだ。李大統領が金委員長を説得する状況が重要であり、この努力は北朝鮮の核問題の進展にとって、非常に重要な役割を果たすと思われる」と説明した。

南北首脳会談の主要な議題については、「大統領は北朝鮮の核問題について主に話し、金委員長は南北関係について主に話すだろう。そのため、南北関係全般と核問題を一緒に扱うという折衷案が必要になる」と説明した。

また、「核問題も重要だが、軍事的な緊張緩和や南北経済協力の問題も、重要な議題として議論されるべきだ」と述べた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

韓国軍捕虜問題や、拉致被害者問題についても、「最も重要なのは韓国軍捕虜と拉致被害者の生存の確認だ。李大統領が首脳会談を終えて帰国する際に、1人か2人連れてくるというのであれば、それこそイベントのようなものになる」と指摘した。

このような李元長官の指摘は、北朝鮮の核問題や韓国軍捕虜、拉致被害者問題は、首脳会談の革新的な事案ではあるが、首脳会談では北朝鮮に負担を与えない程度に、より多くの議題について話し合うべきということであると考えられる。

さらに、「会談と関連しては、南北が実際に進めていることがなければ、これは政府が国民を騙す行為になる。南北協議の動きがあれば、一層の注意を払うべきであり、責任を感じながら取り組むべき」と話した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

首脳会談の時期については、「首脳会談が開かれるのであれば、できるだけ早い方がよい。地方選挙があるからといって、6月以後に先送りするのなら、G20会議が開かれる11月前後以外はいつでもよいだろう」と話した。

また、「首脳会談は6カ国協議再開後がよいという主張には説得力がない。北朝鮮が6カ国協議に復帰しないから首脳会談を開催するのではなく、積極的な対外関係を求めている中で進めているため、むしろ、6カ国協議と南北首脳会談はよい関係になるだろう」と話した。