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-キム・テヨン国防部長官が今月初旬の国会で、戦作権の転換を予定通り推進すると言いました。戦作権が転換しても、北朝鮮の核に対するアメリカの防衛態勢と安保のための支援は大きく変わらないということです。戦作権転換の問題について、再度論じる必要があると思いますか?

2012年4月に予定されている「戦作権の転換」は、韓国の国家安保にとって決定的なマイナスになると予想され、評価されています。つまり、戦作権転換の核心は、韓米軍事関係において作戦指揮権の2元化をもたらすということです。今は韓米連合司令部体制の下で、指揮権の1元化が確立されています。

戦作権が転換されて指揮権が並列化されれば、米軍は海空軍を支援するという役割に限られるようになります。これによって、地上軍の撤収の可能性が非常に高まるだけでなく、有時のアメリカの介入や支援の強度も弱まったり、不透明になるでしょう。さらに、韓国軍の戦作権転換に備える態勢も不十分と評価されています。例えば、在韓米軍が担当している対北情報体系やWMDに備えるための能力、長射砲の攻撃に備えるための能力などが不足していて、国防費の増額も付いていけていません。

キム・テヨン国防長官が1月20日に「2012年の戦作権転換が、私たちの安保にとって最悪の状況」であり、「大統領も悩んでいる」と述べ、「政治的解決が必要だ」と吐露したことは、国防を担当している責任者として事実を告白したことであると判断しています。政府が左顧右眄せずに、率先してアメリカと再協商に入らなければならない時と判断されます。

時々、アメリカの安保担当者たちが、戦作権が転換されても韓国との安保の公約は確固だと言っていますが、そうした言葉に頼ってはいけません。アメリカは当初、盧武鉉政府が戦作権を転換しようとしたことに強く反対していたことを思い出さなければなりません。現在、アメリカの安保分野の官僚たちの発言は、?合意事項をそのまま履行しようとする意図での政治的レトリック(rhetoric)であり、留意しなければならないし、?特に、政権が変わったり状況が変われば、いつでも官僚の立場も変わる可能性があるという点に注目しなければなりません。

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そのため、核を保有している無謀な北朝鮮政権と対峙している状況で、韓米同盟の確固とした制度化は必要であり、それが最も効率的に現れたものこそが、韓米連合司令部体制の下での現在の作戦権体制なのです。

-北朝鮮が非核化交渉の前に、平和協定の締結と制裁解除を要求しています。北朝鮮が平和協定の締結を提起した背景と、私たちの適切な対応方案は何ですか?

北朝鮮が平和協定の締結を提起し続けている意図は、(i)北朝鮮の核交渉の議題を「平和」に切り替えて、懸案問題である核問題の核心をぼやかして、(ii)現在成果をあげている国際社会の対北制裁をかわして、(iii)北朝鮮の長年の対南戦略の目標である国連司令部の解体と、在韓米軍の撤収を長期的に実現させるための布石などであると分析することができます。

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真の意味で、朝鮮半島の平和の制度化である「平和協定締結→平和体制構築」が実現するためには、北朝鮮の対南軍事脅威(WMD+在来式戦力)が除去されて、南北間の緊張の緩和と信頼の回復が実現することが必要であり、これは現在としては遥かに遠いことです。シナリオ上、平和協定を国zした場合、(i)南北+アメリカの3者協定、(ii)南北+米中の4者協定、(iii)南北を含む現6カ国協議体系などで、朝鮮半島の平和保障体系を作って行く方法を国zすることができますが、これはあくまでも図上の計画に過ぎません。

韓国国民に北朝鮮の平和協定の扇動がどれだけ危険であり、したがって当分は、現在の国連司令部+韓米同盟の下で停戦体制を守って行くことが、韓国の国家安保の助けになるという点を充分に広報する必要があると思います。

-北朝鮮が核を放棄する可能性については、国内外で悲観的な世論が多いです。安保の側面では、事実上北朝鮮が核を保有していることを現実として受け入れて、これに対応しなければならない状況です。北朝鮮の核兵器に対応するために、私たちがとることができる最善の方策は何ですか?

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すでに、アメリカの軍事情報当局も北朝鮮を「核国家(nuclear power)」と表現しており、北朝鮮の核保有は現実のものとなっています。ただし、外交的に北朝鮮の核保有を認めるという問題は全く異なる次元のものですが。決して、北朝鮮の核を承認してはならないという点で、韓米両国が共感していると考えています。

今の状況で、最善の対北核戦略の方針には、(i)6カ国協議など核交渉に最善をつくす、(ii)国際社会と協力して、対北制裁を持続的に強化することで、追加の核開発を抑制する、(iii)「戦略的忍耐(strategic patience)」または「ツートラック接近(two track approach)」と表現されるアメリカの対北戦略と共同歩調をとる、(iv)アメリカの「拡張された核抑制力(extended nuclear deterrence)」という概念の核の傘の提供を積極的に受け入れて、韓米軍事同盟を強化する、(v)最低限北朝鮮の核問題が解決するまで、アメリカと戦作権の転換を留保する交渉に積極的に乗り出す、(vi)最後の代案として、北朝鮮の「体制の交代(regime change)」というシナリオも検討するという、6大方案が考えられるのではないかと思います。(終)