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キム・ヨンイル北朝鮮内閣総理が、16日に開かれた金正日の誕生日を祝う、慶祝中央報告大会の主席団から外されていたことが確認され、貨幤改革の失敗を問われて更迭・解任されたのではないかという観測が出ている。

イ・ジョンジュ統一部副報道担当官が17日の定例ブリーフィングで、この日、キム総理が報告大会に参加しなかったことに関するマスコミの報道と関連し、「16日の慶祝中央報告大会にキム・ヨンイル内閣総理は参加しなかったことが確認された」と明らかにした。

一方でイ副報道担当官は、「キム総理が参加しなかった背景などについて、確認された事実はまだない」とも付け足した。

報告大会ではキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長やチョン・ビョンホ労働党軍需担当書記、キム・ヨンチュン人民武力部長、イ・ヨンム人民軍副元帥、オ・クンニョル労働党作戦部長(呼名順)ら18人が主席団の名簿に上がっていた。

これに先立ち「良き友」も、キム総理が平壌市人民委員会の主要な幹部が集まった会議で、貨幤交換以後、国営商店の商品の販売価格が過って策定されて、人民の生活に混乱と不安を与えたと謝罪したと伝えている。

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貨幤改革を主導したパク・ナムギ労働党計画財政部長が先月解任されたと言われている中、キム総理まで更迭されたのではないかという推測も出ている。

しかし、最近までキム総理が金正日の現地指導に同行したという北朝鮮のメディアの報道があったため、更迭されたと断定することはできない。

10日の朝鮮中央放送によれば、8日に金正日がビナロン連合企業所を現地指導した時にキム総理が同行しており、11日と15日にもキム総理がイランの副大統領とセルビアの首相に祝電を送ったという内容の北朝鮮のメディアの報道があった。