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金桂冠北朝鮮外務省次官が4泊5日の訪中日程を終えて13日に帰国した。

こうして、中国の王家瑞共産党対外連絡部長が電撃的に訪朝し、その後金副相が訪中した、北朝鮮と中国の「交差訪問」イベントが終わった。

両者の交差訪問の過程を見ながら専門家たちは、何よりもまず中朝関係の本音を把握するきっかけになったと口をそろえて話している。去年の下半期以後、中国が北朝鮮の戦略的価値を新たに認識して、「共産党の輪」を積極的に活用しているということだ。

王家瑞部長が、北朝鮮の金正日国防委員長と面談した時、北朝鮮外務省の実勢であるカン・ソクジュが陪席しなかったのは、こうした側面から意味があるとある消息筋も伝えている。中朝関係の核心は共産党が担当しているが、6カ国協議のような外交的なことは、外務省ラインが引き受けることになるという意味だ。

金正日委員長は王家瑞部長が両国の関係を強化させるという意志と、自身の訪中の招請を伝え、6カ国協議への復帰の問題を取り上げると、この問題を実務的に担当する金桂冠副相を中国に送って協議させたと理解できる。

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こうした脈絡から、中国に来た金副相は、訪中の間に中国の6カ国協議を担当するラインに会い、懸案事項について議論した。

金副相は11日夕方、北京所在のセントレジスホテルで、中国の武大偉朝鮮半島事務特別代表と夕食をとり、「中国側と朝鮮の平和協定の締結や6カ国協議の再開、中朝問題などについて深く意見を交換した」と明らかにした。

2003年8月に6カ国協議が始まった後、中国側がこのようなやり方で北朝鮮側と実務協議をしたことはほとんどなかった。言わば、2008年12月以後、長期的なこう着状態に陥った6カ国協議のモメンタムをいかすための中国の努力を、実感あるように伝えるために、北朝鮮の立場を打診するイベントを演出したわけである。

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両者の協議がどのような結果を導出したのかはまだ具体的に公開されていない。ただ、今回の協議の後、中国は6カ国協議の他の参加国に、今回の協議の内容を説明して、早いうちに6カ国協議を再開することができるかどうかを打診すると見られる。

北朝鮮は6カ国協議の議長国である中国に対し、「自分たちの主張」を項目別に明らかにしたため、議長国である中国の今後の歩みを見守りながら、自分たちの態度を決めると予想される。

特に、金副相が強調した「平和協定の締結」という問題に対して、中国がアメリカや韓国などとどのような協議をして、最終的にどのような折衷点を見出すのか見守ると思われる。

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ある外交消息筋は、「北朝鮮の最近の主張を整理したら、国連制裁の解除はスローガンという正確が強いようで、結局、核心は平和協定締結の問題を最低限、6カ国協議と並行させようということであると理解される」と述べ、「中国が北朝鮮の立場をどのように反映して貫徹するのかが、今後の6カ国協議の議論のカギ」と話した。

このため、今回北京で開かれた中朝協議の後、関連国の足並みがそろうまで多少時間が必要になると予想される。

特に、議長国である中国が関連国との協議が終わった後、6カ国協議再開のための具体的な案を回覧することができるのかが、今後の観戦ポイントである。

関連国の協議が最小限の交渉のモメンタムを続ける水準になる場合、中国は具体的な会談再開の日程を決めると予想される。これは、平和協定問題において、韓国とアメリカはもちろん、北朝鮮も最低限同意する状況が作られることが前提になっている。

肯定的な流れが続けば、中国国内の日程上、全国人民代舞蜑