金正男氏も、本が出たことにより身の危険を感じていたようだ。その後、接触を試みたジャーナリストに「今後一切、言論(メディア)とは接触しない」と話したという。
また、父の正日氏は今日から20年前、自分の「喜び組」パーティーを暴露した妻の甥を、亡命先の韓国・ソウルで暗殺している。
(参考記事:将軍様の特別な遊戯「喜び組」の実態を徹底解剖)正恩氏がそれと同じ行動を取ったとしても、まったく不思議ではなかろう。
国情院の李院長はまた、中国が金正男の身辺を保護していたのか、との質問に「していた」と回答。また、中国との関係悪化も厭わず金正男氏を暗殺したことについて「(金正恩氏の)性格によるものではないか」「それ(暗殺の試み)が、その日に成就したまで。タイミングに意味はない」と述べたという。