国際原子力機関(IAEA)が、早ければ7月の第2週に、核施設の閉鎖検証団を北朝鮮に派遣することができると明らかにした。

IAEAのメリッサ・フレミング(Fleming)代弁人は27日(現地時間)、'ボイス・オブ・アメリカ'(VOA)とのインタビューで、"調査団の寧辺訪問は、核施設の閉鎖の検証手続きに対して、より明確で相応しい議論をするためのもの"と説明し、"来月9日に開かれる臨時取締役会で、北朝鮮の核の閉鎖検証問題が処理される予定"と語った。

更に、"取締役会の承認後、数日中にも検証団の北朝鮮派遣が可能だ"と述べ、北朝鮮が約束どおり核施設を閉鎖したら、IAEAの取締役会が開かれる9日の直後、7月の第2週には北朝鮮に検証団を派遣することができるだろうと語った。

これと関連し、オリ・ハイノネンIAEA事務副総長が導く実務代表団は28日、2・13合意の初期措置によって閉鎖の対象にあげられた寧辺の核施設を訪問する予定。代表団は核施設を訪問した後、北側と検証の範囲と方法などを協議する予定だ。

実務代表団は30日に平壌を発って、IAEA本部に戻り、北朝鮮政府と合意した核閉鎖の検証方法を取締役会に報告する。その後、取締役会の承認が下れば、北朝鮮の核閉鎖の可否を確認する最終検証団を派遣する。

先週、北朝鮮を訪問したクリストファー・ヒル、アメリカ国務省東アジア太平洋担当次官補も、25日にワシントンで行った訪朝説明記者会見で、IAEA実務代表団の活動が正常に行われる場合、7月の第2週に6ヶ国協議の実務会議が再開されると見通した。

一方、IAEAは1992年から寧辺の核施設に査察チームを常駐させたが、2003年に高濃縮ウラン(HEU)プログラムをめぐる議論が加熱し、北朝鮮は査察チームを放逐した。その後、IAEAが寧辺の核施設を訪問するのは初めてだ。

    関連記事