北朝鮮の労働新聞は10日、金正日総書記の生誕記念日である2月16日を前に、「祖国統一偉業勝利の土台を築き上げた金正日総書記の業績はとわに輝く」と強調する、署名入りの論説を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。
論説は、「国の統一をその主人である朝鮮民族同士が力を合わせて自主的に成し遂げるべきだというのは総書記の確固不動の信念であった。金正日総書記は、百勝の先軍政治で内外の反統一勢力の挑戦をそのつど粉砕して祖国統一偉業に有利な環境を整え、民族挙げての統一運動の全盛期を開いた」と指摘。
また、「総書記が卓越した指導的風ぼうで10・4宣言をもたらすことによって、わが民族は北南関係の発展と平和・繁栄の明確な里程標をもって6・15統一時代の前進をいっそう力強く促すことができるようになった」と主張した。
さらに、「北・南・海外の全同胞は6・15共同宣言と10・4宣言を変わることなく高く掲げて両宣言を徹底的に固守、履行して、祖国の自主的統一を一日も早く成し遂げなければならない」とした。