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2002年に発売されたフィパラム(口笛)は、フィアットの小型セダンをベースにしたもので、SUVのポックギ(鳩)は同じフィアットのドブロ、高級車のチュンマ(駿馬)は韓国双龍自動車のチェアマンをライセンス生産したものだ。

平和自動車の関係者は韓国CBSの取材に対し、2008年には50万ドル(約5600万円)、2009年には63万ドル(約7070万円)、2010年には79万ドル(約8700万円)の黒字を達成したと述べていた。また、2011年には利益73万ドル(約8200万円)を韓国に送金していた。

ところが2012月11月、生産が止まってしまった。

中国の自動車市場の専門家のエリック・ファン・インゲン・シェナウ氏によると、生産を続けている車種もあるが、中国製の部品を輸入し組み立てるだけとなっている。それも、ほぼ完成したものにタイヤ、バッテリー、エンブレムを装着するだけだという。