その体験の詳細については別途、デイリーNKジャパンで改めてインタビューしようと準備中だが、一部を番組から引用すると、次のような内容だった。
「収容所の敷地内にある炭鉱で働かされていたとき、作業中にミスをしてしまったのです。すると幹部(現場監督)は、その場にあったノコギリと金槌、斧などで私をメチャクチャに痛めつけました。ノコギリの歯を腹部に当てて引くものだから、衣服が裂け、皮膚と肉も切り裂けました」
日本のヤクザ映画にだって、こんな場面はそうそう出てこない。それを、女性に対してやるのだ。それでいて、痛めつける相手が決して死なない程度に暴力を振るうというのだから、いかに手馴れているかがわかる。