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韓国-北朝鮮-ビルマの民主化活動家らが一同に会し、各国の民主化はアジアの民主主義の発展の側面から接近し、積極的に連帯しなければならないという主張が提議された。

26日、高麗大国際大学院、開かれた北朝鮮放送(代表ハ・テギョン)とビルマの民族民主連盟(NLD)の韓国支部などが開催した、‘ビルマ-北朝鮮民主化活動家との対話’というシンポジウムで、両国の活動家らは北朝鮮とビルマの軍部独裁という点で意見が一致し、今後の交流と連帯を通じて、ビルマと北朝鮮などアジアの民主主義を発展させなければならないと主張した。

アジアで代表的な独裁国家としてあげられる北朝鮮とビルマの民主化のために、両国の活動家らがシンポジウムを開くのは今回が初めてだ。

参加者たちはビルマと北朝鮮は独裁国家として人権弾圧などが行われているという共通点は指摘しながらも、北朝鮮などの場合、ビルマのように内部からの変化を期待することができない完全に統制された社会であると分析した。

参加者らは解決の方案として、北朝鮮の変化を誘導することができる国際社会の努力が更に必要だと指摘した。特に、内部に外部の情報を流入させる情報拡散こそ、北朝鮮にとって最も必要な民主化運動だと主張した。

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ビルマの独裁の実態について発表した民族民主連盟のゾモア執行委員は、“ビルマと北朝鮮の独裁は軍部独裁であり、似ている面があるが、両国の具体的な解決方案については導き出すのが困難という面もある”と言いながらも、“北朝鮮の実態が分かる情報を流入する仕事をしなければならない”と語った。

ゾシャリン企画室長は“ビルマと北朝鮮は中国と密接な関係を結んでおり、国際社会で両国の問題に介入し辛い条件にある”と述べ、“(情報の流入が)難しいとしても、そのような情報に接する北朝鮮の住民の変化をもたらすことができるよい方案”と主張した。

ゾシャリン室長は、“このような国際社会の努力を通じて、北朝鮮の変化を少しずつ誘導することができるだろう”と付け加えた。

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ソ・チャンロク高麗大国際大学院院長は、“北朝鮮の民主化活動家がいないという側面から、ビルマに比べて北朝鮮がより劣悪だと思うが、根本的に両国の人権、難民問題などが深刻だ”と述べ、“ビルマ-北朝鮮の民主化方案に対する討論を通じて、難民や人権問題などの解決点を探らなければならない”と語った。

この日のシンポジウムでは、韓国の左派がビルマの民主化に対しては高い関心を持っているが、北朝鮮の民主化に対してはそっぽを向いているという主張も出た。

ホン・ジンピョ自由主義連帯事務総長は、“ビルマと北朝鮮は韓国の1987年の6・29宣言のような政権との妥協を導き出すことができない独裁政権”と言い、“だが韓国の左派勢力はビルマの民主化運動について積極的に話しても、北朝鮮の民主化に対しては無関心、あるいは無視している”と指摘した。

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この日のシンポジウムにはビルマ市民行動活動家のマウンゾ氏と、ビルマ民族民主連盟韓国支部のゾモア執行委員、ゾシャリン企画室長、脱北者の姜哲煥氏、ホン・ジンピョ自由主義連帯事務総長、金永煥時代精神編集委員、チョ・ミン統一研究院専任研究委員、李光百北朝鮮民主化ネットワーク研究委員などが参加した。

◆シンポジウムに参加するビルマ民主化活動家の要請で、国家の名称をミャンマーではなく、ビルマで統一しました。