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住民の間では「手抜き工事で計画通りに発電できていない」との噂が広まっている。

別の情報筋によると、三池淵には1000キロワットの胞胎(ポテ)発電所と、600キロワットの中興(チュンフン)発電所があるが、白頭山英雄青年発電所の完成後も、何らかの理由で、甲山(カプサン)郡にある虛川江(ホチョンガン)発電所の電力を使用している。

白頭山英雄青年発電所は、中央からの無理な指示を受け、工事期間を短縮するために標準的な工法を無視し、手抜き工事を行なったため、発電所として機能していない可能性が高い。また、タービンの製造技術も低いため、設計どおりの発電量は達成できないだろうと情報筋は見ている。

この事態に頭を抱えているのは三池淵の住民だ。郡内の住宅では電気式の暖房設備が採用されているが、必要な電力量の3分の1(2万キロワット)しか送られてこないために機能せず、人々は寒さに震えている。情報筋は、「白頭山英雄青年発電所さえできれば、冬場の暖房の問題が解決されるという中央の宣伝を信じた自分がバカだった」と述べている。