人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

今年の大会にも、オリンピックの金メダリストや、ヨーロッパなどの国際主要大会で入賞した選手など、国際的なフィギュアスケート選手8人から参加の確約を取り付けたとしている。このように、それなりの人脈と企画を成立させる能力をもっているスペーバー氏だが、過去には「大ぼらを吹いた」経歴を持つ。

スペーバー氏は、昨年3月の平壌国際アイスホッケー親善大会の窓口となり、ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)所属の有名選手が参加すると発表した。しかし、カナダの民放CTVや米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に、誰が参加するのかを明らかにしなかった。結局、参加したのはアマチュア選手14人だけだった。

こうした過去を持つスペーバー氏だが、カナダの週刊誌マクリーンズは2013年12月の記事で、彼のことを「北朝鮮に信頼され、物事を進められる稀有な人物」とし、その人物像を詳しく報じた。