この1月にも早速、各地で住民総会が開かれている。RFAによれば、中朝国境沿いの両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市では22日に行われ、薬物使用の容疑者4人と賭博容疑者4人、売春の容疑者1人の計9人が壇上に上がらされた。いずれも、正恩氏が神経を尖らせているとされる違法行為の容疑者たちであり、国民に対する「見せしめ」効果をねらっているのかもしれない。
(参考記事:一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」)しかし本来、こうした違法行為の取り締まりは人民保安省(警察)の管轄であり、彼らが粛々と法の執行を進めれば良いだけだ。