北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、韓国の保守派による「朴槿恵弾劾反対集会」を非難する記事を配信した。
同通信は、「保守ごろつきらは朴槿恵弾劾反対集会というものを開いて『戒厳令宣布』を叫びながら『十字軍』を彷彿させる槍とかぶとまで持って出てのさばった」と非難。
また、「『アカはかかる次第みな殺さなければならない』『戒厳令を宣布してキャンドル反乱軍を殺さなければならない』『戒厳令だけ、軍隊よ立ち上がれ』などの大声をあげ、かいらい軍介入の暴言まで吐きながら殺気立った狂風をもたらしている」と指摘した。
さらに、「年明けから、朴槿恵逆徒が保守メディアを推し立てて自分の罪科を全面否定する劇を次々と演じていることと時を同じくして露骨に軍事クーデターを扇動しながら、血に飢えたかいらい軍部ごろつきらをあおり立てて『安保』不安、『北の脅威説』で社会全般に人為的な危機感を生じさせようとのさばっている」と朴槿恵大統領を非難した。
そのうえで、「南朝鮮社会をファッショの乱舞場、人権と民主の廃虚に転落させた歴史の大悲劇を再現させる保守ごろつきらの『戒厳令宣布』乱暴こそ、将来のない者らの世紀末的行為である」とした。